慢性病をもつ人や家族が抱える慢性病特有の複雑で解決困難な問題とその背景、および慢性病をもつ人の行動理解に役立つ諸理論を教授する
測定したい現象を概念化し、その概念を尺度化する尺度開発のプロセス(概念の明確化、アイテムプール、尺度の信頼性・妥当性検討など)を教授する
看護学と看護実践に有用な理論を構築するため、演繹的アプローチと帰納的アプローチを用いた理論構築方法、および理論の実践場面における活用方法について教授する。
療養生活を営む人々とその家族への看護実践および患者教育について探求する。
効果的な患者教育のため、熟練看護師の実践知を示す理論モデル「看護の教育的関わりモデル」を開発
糖尿病・腎不全・高血圧等の疾患を持つ患者の心理・行動について、その特徴を明らかにする研究
患者教育における行動変容と患者の生活習慣、価値観、生活信条、こだわりに着目した研究
・慢性看護の患者教育-患者の行動変容につながる「看護の教育的関わりモデル」, メディカ出版, 2018
・臨床看護学業書 経過別看護第2版,メヂカルフレンド,2011
・成人看護学 C.慢性疾患患者の看護第3版,廣川書店,2005
・糖尿病患者のQOLと看護, 医学書院, 2001
・熟練看護師による慢性疾患看護の実践知, 日本慢性看護学会誌, 2(2), 66-71, 2008
・患者教育のための「看護実践モデル」開発の試み,看護研究, 36(3):3-12, 2003
・看護調査研究の実際 概念枠組みから調査票、統計、尺度開発まで-,看護研究,29(1)~31(6), 1996~1998連載