ブックタイトル日本赤十字 北海道看護大学 2027

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概要

日本赤十字 北海道看護大学 2027

来のことを考え始めた高校生の頃、赤十字の国際活動を知りました。長い歴史を経て世界中で行ってきた人道支援に感銘を受け、そこで活躍する看護師の存在を知ったとき、”看護師として赤十字の国際要員になりたい”という小さな夢を抱いたのが始まりです。本学に入学し看護学を学びながら国際保健や赤十字に関する講義で知識を深めていくうちに、夢が将来の明確な目標へと変わっていきました。卒業後は、国際医療救援部がある日本赤十字社和歌山医療センターに就職し、ICUとHCUで看護師として働きながら国際要員に関する研修を受け自己研鑽を続けました。初めての派遣は2013年、北イラ赤十字の人道支援に感銘、国際要員になる夢を実現し、今はスイスのIFRC本部で活動しています。クの戦傷外科病院でした。銃創や地雷創など、日本では経験できない戦傷外科を現地で学びながら実践するという2か月でした。2014年のフィリピン地域保健事業では、病院がなく電気も不十分な地域の住民に対し、衛生教育や栄養改善、救急法の普及などに半年間携わりました。その後は国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)国事務所で、2015年ハイチ共和国コレラ衛生促進事業に1年半、2017年ヨルダン中東紛争犠牲者支援事業に1年間従事しました。2022年にはレバノンのIFRC中東北アフリカ地域事務所で6か月、2025年10月からスイスのIFRC本部で緊急保健チームの一員として1年の任期で活動しています。昨今の世界情勢や各地で頻発する災害を踏まえると、人道支援の必要性は一層高まり複雑化しています。そうしたなかで、赤十字は世界のネットワークを活かし、支援を必要とする人々に寄り添い手を差し伸べるという課題に常に挑み続けています。実際は大変なことのほうが多いですが、人々の笑顔のために国際チームとして情熱と誇りをもって取り組む仕事には、いつも大きなやりがいを感じています。国内だけでなく世界の人々の健康や尊厳、そして笑顔を守ることができるのは赤十字看護師の魅力の一つです。いつか本学の卒業生と海外で共に活動できる日を心から楽しみにしています。34卒業生 INTERVIEW将小笠原 佑子さん看護師学部:平成15年度卒業(日本赤十字社和歌山医療センター)国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)