ブックタイトル日本赤十字 北海道看護大学 2027
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日本赤十字 北海道看護大学 2027
は大学卒業後、看護師として医療現場で働いてきました。病院では、病気やけがを抱えた方への看護に携わり、多くの経験を積みました。その一方で、治療が必要となった後に関わるだけでなく、もっと早い段階で関われていたら防げたかもしれない病気や困りごとがあるのではないか、と考えるようになりました。こうした経験から、治療だけでなく、病気になる前の支援や、生活に根差した支援の重要性を実感しました。その思いから、保健師資格を活かした仕事に挑戦したいと考え、6年前に小清水町役場へ転職しました。現在は、成人保健、精神保健、難病などを担当する係に所属して「病気になる前に関わりたい」という思いから、地域住民の人生に寄り添う保健師の道へ。います。生活習慣病予防の取組みや、心の健康に関する相談、難病を抱える方やその家族への支援など、幅広い分野に関わっています。また、地区担当としての役割も担っており、対応する対象は特定の年代に限られません。乳幼児期の子育て支援から、働き盛り世代の健康相談、高齢者の介護予防や見守りまで、まさに「揺りかごから墓場まで」、地域で暮らす人々の人生に寄り添うことができるのが、保健師の大きな魅力だと感じています。住民一人ひとりの背景や生活を理解しながら支援を考えることに、日々やりがいを感じています。さらに、市町村保健師は、地域全体に共通する健康課題を捉えること、公衆衛生の視点から町の取組みにつなげていく役割も担っています。健診結果や相談内容、地域活動を通して見えてきた課題を整理し、関係機関と連携しながら、町全体の健康づくりへと反映させていくことも重要な仕事であると学んできました。私は保健師になるまで、様々な経験をしてきましたが、看護師として培った観察力やコミュニケーション力は、現在の業務でも大きな強みとなっています。そして保健師として従事した今は、医療と生活、個人と地域をつなぐ架け橋として働けることに大きなやりがいを感じています。保健師を志す皆さんと、将来、地域の現場で共に働けることを心から楽しみにしています。36卒業生 INTERVIEW私江端 理恵さん保健師平成16年度卒業小清水町役場