日本赤十字 北海道看護大学 大学院 2021-2022
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09Japanese Red Cross Hokkaido College of Nursing Graduate School教育・研究内容の紹介基盤看護学分野 臨床での看護実践や看護基礎教育に携わっていると、改めて「基礎」の大切さを実感します。それは、基礎看護が看護実践の土台であるからです。自分の看護実践の中から生まれた疑問を、看護とは何か、ケアとは、技術とは、という問いかけとともに、様々な視点から現象を捉え直す機会を持つことはとても貴重です。基礎看護学領域では、看護ケア技術を科学的・論理的に分析し、根拠に基づき効果的な援助方法を構築するための方法論を探究します。さらに、看護技術教育の現状と課題を分析し、看護実践能力を高める技術教育の見直しに取り組みます。看護実践の基礎となる看護技術や看護教育に創造力を持って取り組み、今一度基礎看護学を再考します。◦研究テーマ/連絡先❶ 看護ケア技術の方法と評価に関する研究❷ 看護技術教育に関する研究TEL:0157-66-3336E-mail:mikiy@rchokkaido-cn.ac.jp基礎看護学領域山本 美紀 教授臨床看護学分野 今、日本では少子超高齢社会が進行し、他の諸外国が経験したことのない状況に直面しています。この状況下での我が国の施策は、病院から地域へシフトし、住み慣れた地域で、一人一人の高齢者が自分の望む生活ができることを目指しています。老年看護学領域では、慢性疾患を抱えながら生活する高齢者やその家族を支え、人生の総決算の時期を生きる高齢者に対する看護を広い視野から考えます。同時に、認知症高齢者をケアする看護師を支える研究も必須となり、取り組みを始めています。臨床や教育の現場で感じている疑問を出発点に、その内容を深く探究します。◦研究テーマ/連絡先❶ 慢性疾患とともに生きる高齢者のケア❷ 認知症高齢者のケア❸ 認知症高齢者をケアする看護師に関する研究TEL:0157-66-3391E-mail:nishikata@rchokkaido-cn.ac.jp老年看護学領域西片 久美子 特任教授 クリティカルケア看護学領域における患者とその家族の病いをめぐる体験を理解し、看護援助方法を探究します。具体的には、生命の危機的状況にある患者の日常生活動作による生理的変化を理解した看護技術や、患者とその家族の気持ちに寄り添い支援をするため家族看護などのケアについて探求します。また、クリティカルケア看護師のケアとキュアを融合させた臨床判断能力について、さらにクリティカルケア看護学領域での患者家族の抱える看護問題や倫理的問題について検討し、クリティカルケア看護学領域での看護実践に必要な看護師の能力を養い、患者の生命の維持や生理的機能の回復、苦痛の緩和や患者家族の生活の質の向上を目的とした看護援助、家族への支援の方法を探究します。◦研究テーマ/連絡先❶ 周手術期の患者への援助、及び家族援助に関する研究❷ クリティカル看護学領域の患者、及び家族に関する研究TEL:0157-66-3393E-mail:oyama@rchokkaido-cn.ac.jpクリティカルケア看護学領域尾山 とし子 教授 看護管理学は、高度化・複雑化する医療・看護の場において、人々が自らの力を発揮し健康や生活の質を高めていけるよう支援できる環境を整え、実践者を支援することを目指しています。看護が効率的・倫理的に行われ、その目的が果たせるように看護管理学の基本である看護サービスや組織について歴史的な背景を踏まえつつ、現場で起きていることを検討し改善のための方略を探求します。また、人材資源管理は看護の質保証の大きな要です。人々が必要とする看護を届けるために、熟達者の知識を伝授する環境を整え、実践評価や経験を可視化するマネジメントを検討し、学際的で多様な視座をもって時代とともに看護が発展する方略を探求します。◦研究テーマ/連絡先❶ 看護リフレクションと看護実践を語ることに関する研究 ❷ 経験から学ぶ方法と看護師のキャリア開発支援に関する研究 ❸ 入退院支援と診療報酬に関する研究 TEL:0157-66-3392E-mail:higashi@rchokkaido-cn.ac.jp看護管理学領域東 めぐみ 教授

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