日本赤十字 北海道看護大学 大学院 2021-2022
13/20

12 近年、少子化に伴い全国的に分娩を取り扱う施設が減少しています。これにより、分娩施設の地域偏在化が顕著になっており、特に地方に居住する妊産婦にとっては、安全・安心に出産を迎えることが難しい現状にあります。助産師として、地方での周産期医療に携わった経験から、このような課題に対してどのような取り組みが必要であるか、院生の皆さんと共に探求していきたいと考えています。また、助産師が支援を行う対象は、妊産褥婦だけではなく、すべてのライフサイクルにある女性とその家族です。各年代における対象者への支援について、皆さんとともに学んでいきたいと思います。◦研究テーマ/連絡先❶ 医療過疎地域における周産期医療に関する研究 ❷ 地域性や文化を考慮した妊産褥婦へのケアに関する研究 ❸ 開発途上国の母子保健に関する研究 TEL:0157-66-3358E-mail:shintani@rchokkaido-cn.ac.jp新谷 純代 准教授助産学領域助産学領域 ハイリスク妊産褥婦が特に多くなっている昨今、助産師の基礎教育で求められる能力も多岐にわたっています。研究テーマとして、助産師養成課程の中でどのような教育が有効であるかということや、一人前になる前の看護師や助産師の支援方法に関する研究をしています。また、地域の妊産婦の抱える悩みやニーズなど、地域の母子保健活動の一環としてできることを考え、地域の助産師同士のネットワークを使い、妊産婦さんが快適に、満足のいく出産ができるような支援方法を考える研究にも取り組んでいます。◦研究テーマ/連絡先❶ 助産師の継続教育に関する研究 ❷ 新人看護師・助産師の困難を克服する過程と支援に関する研究 ❸ 地域の妊産婦の支援に関する研究TEL:0157-66-3370E-mail:nakayama@rchokkaido-cn.ac.jp八木 絵里子 准教授助産学分野髙橋 ひかりさん助産学分野在学生戸浪 聖衣さん助産学分野在学生助産学分野修了生津別町役場保健師丸尾 美佐さん広域看護学分野修了生 本学部を卒業後、看護師として周産期看護に携わりました。間近で活躍する助産師の姿に魅力を実感し、大学院への進学を決意しました。臨床の場から離れて進学することに対して、不安は強くありました。しかし、支えてくださる教員の方々や、切磋琢磨し高め合える仲間のおかげで学業に専念することができ、日々充実感を得られています。実践を通して培ったことを振り返りつつ、新たな知識・技術を習得できる環境で、今後も学びを深め、視野を広げていきたいと思います。  臨床勤務を経て保健師となり22年。時代の変化と共に地域課題も変容し、これまでの経験や手法だけでは解決できない事例を数多く経験しました。それを機に「研究から支援のヒントをつかみ、現場で活かしたい」との想いから、大学院への進学を決めました。在学中は先生方や同級生から多くの学びと刺激を受け、先輩方の素晴らしい実践に学問として向き合うことで、今後の職務につながる貴重な示唆を得たと実感しています。振り返りかつ新たな学びの場で、視野を広げられる貴重な日々。時代の流れを受け止めながら、地域に根ざした保健師活動を探求する貴重な機会。 女性のライフサイクルを支援したいと助産師を目指し、本学部から大学院へ進学しました。大学院では、助産の仲間だけでなく、看護の様々な分野で活躍している院生の方々と関わる機会があり、日々刺激を受けながら学ぶことができました。また大学院での研究では、今後助産師として働くうえで、自身の助産観を変えるきっかけにもなりました。私にとって大学院での日々は、多くの気づきとたくさんの出会いがあり、成長することができた貴重な2年間でした。同じ夢を目指し、仲間と共に学び、成長できた2年間。 中学生からの夢だった助産師を目指し、大学院へ進学しました。助産師を目指す同期はおらず、1人での演習・実習にプレッシャーを感じていた私に、先生方や先輩方は温かく接して下さいました。実習を通して臨床から学ぶことは数えきれません。新たな家族の形で過ごせるよう、助産師として継続的にサポートできる存在になりたいと強く実感しました。2年間という限りある時間の中で主体的に学び、他分野の仲間と切磋琢磨しながら、充実した日々を送っています。夢を叶える2年間。助産師を目指したその先に見えたもの。大森赤十字病院助産師佐藤 萌さん

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る