看護の最も基盤となる看護学の科学領域、看護の対象、人間・健康・環境・看護との関係、看護過程、看護倫理などについて思索し、看護のすばらしさ、おもしろさをひもときます。
自己理解と他者理解を通し、人間関係形成過程、コミュニケーションに関する理論とその技法を理解し、援助的人間関係のあり方を探求します。
静脈内留置針を刺入する看護師の動作を安定させる要因、視線の視覚情報処理と動作の関連、難易度の判断と動作の関連などの探求。
病室環境実測と看護師の意識調査を通して、カーテンの有無が入院環境にどう影響しているかの検証。
子規の日常生活とモルヒネの関係を分析し、明治期から現代まで医療においてモルヒネがどのように使われてきたか検証。
・静脈内留置針を刺入する看護師の動作と視線,2011年度札幌市立大学大学院修士論文,2012
・病室のベッド周りカーテンの有無が患者の光・温熱環境に与える影響, 日本建築学会北海道支部研究報告集NO.84, 297-300,2011.
・子規の緩和ケア―モルヒネとの出会いから-臨床看護 24(4), 554-560,1998.