日本赤十字北海道看護大学

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本学災害beatS研究会による厳冬期避難所演習2014を開催いたしました。

本学災害beatS研究会は1月18日、19日に厳冬期避難所演習2014を開催いたしました。本研究会は2010年から継続して体育館等大規模避難所の設営に関する演習を実施しており、今回が初めての厳冬期への適用となりました。
本取り組みは「積雪・極寒冷地域のいのちを護る防災・減災への取り組み―いきるための力を創出する」として秋山記念生命科学振興財団様の助成の一環として進めているものであり、ネットワークコアメンバーの他、災害beatS研究会の部員、道内の防災関係者ならびに報道関係の皆様にご参加いただきました。包括連携協定を締結している北海道開発局網走開発建設部様のご協力のもと、大型照明車を配置し、暴風雪災害時の車内閉じ込めを想定した演習をはじめ、体育館内のあらゆる機材を活用した厳冬期避難所の設営演習、さらに特殊テントにペレットストーブを配置した屋外避難施設の設営演習を行いました。最低気温は氷点下16度と文字通り厳冬期の演習となり、車内閉じ込めを想定した演習では様々な問題点が明らかとなりましたが、屋内・屋外避難所については、参加した皆様のアイディアを結集し、温かさを保持した設営を行うことができました。ご参加頂きました皆さまに厚く御礼申し上げます。
演習後には、マスコミや自治体関係の皆さまから多くの関心が寄せられました。
今後も継続して冬期被災に対応するための検討を進めて参ります。

バレーボールネットを利用した避難テントの設営 100名収容暖房テント

屋外用暖房テント 屋外用暖房テント内の様子 

車内閉じ込め演習 車内閉じ込め演習