日本赤十字北海道看護大学

大学院
博士課程

教員一覧

志賀加奈子(シガカナコ)
連絡先
  • 電話番号0157-66-3311(代表)
  • E-mailメールはここから送信できます。
担当授業科目とその概要
(1)小児看護学概論(学部)

子どもと家族の成長発達を支援するために必要な関連する諸統計、諸規定、理論を理解し、小児看護の対象と役割について学ぶ。

(2)小児看護学演習(学部)

様々な健康レベルにある子どもと家族の人権を尊重しつつ、子どもの健康と生活を支えるために必要な基礎的知識および小児看護技術を習得する。子どもの健康の維持・増進または健康問題解決に向けた看護過程について事例を用いて学習する。

(3)小児看護学実習(学部)

子どもとその家族の健康状態を明らかにし、個別性に応じた健康の回復・維持・増進を図るための看護の実際を学ぶ。

(4)看護の統合と実践Ⅲ(学部)

これまでの実習を振り返り、「看護とは」何か討議・発表を通して看護観を深める。さらに、看護職としての自己課題と今後の対策を明らかにし、レポートにまとめる。

(5)看護研究方法(学部)

看護専門職として実践に根ざした研究を行うための力を涵養することを目指して、研究のプロセスや様々な研究方法の基礎的知識を学ぶ。

(6)看護研究演習(学部)

看護における課題解決に取り組む基盤を育成するために、看護に関わる現象に対する疑問や興味を、各自が関心のある研究課題にする。その課題を明らかにするための具体的方法を基に研究過程をとおして、論理的思考を学習する。

(7)看護研究(学部)

看護研究演習において作成した研究計画に基づき、看護に関する疑問を解決するための方法を実行し、その結果および、結果と先行研究から導き出される考察を論文として明文化する。そして、その過程について言語化し研究発表を行う。

(8)看護倫理(学部)

現代の状況の歴史的・思想史的背景を踏まえながら、「ケア」の概念を基本に据えて、看護職者としての看護倫理の将来を展望する。授業は、講義に加えディベートとディスカッションを行う。

(9)小児看護学特講Ⅰ(子どもと家族の成長発達)(修士課程)

子どもと家族の成長発達を理解し判断するためのスキルを探求する。

(10)小児看護学特講Ⅱ(子どもの人権と法規)(修士課程)

子どもと家族の人権を尊重する小児看護実践の態度と方略を探究する。

(11)臨床看護学演習Ⅰ(修士課程)

学生の関心に即した臨床看護学実習を効果的に実施するために必要な知識・技術について、科学的、実践的に探究する。

(12)臨床看護学演習Ⅱ(修士課程)

臨床看護学演習Ⅰおよび臨床看護学実習Ⅰにおける学修成果を基に、更なるステップアップを図るために必要な知識・技術、または異なるトピックの実習に必要な知識・技術について、科学的、実践的に探究する。

(13)臨床看護学実習Ⅰ(修士課程)

臨床看護学分野において学生個々人が必要と考える実践能力向上を図る。

(14)臨床看護学実習Ⅱ(修士課程)

臨床看護学分野において学生個々人が必要と考える実践能力向上を図る。

(15)臨床看護学実習Ⅲ(修士課程)

臨床看護学分野において学生個々人が必要と考える実践能力向上を図る。

(16)看護研究方法論Ⅰ(看護研究概論)(修士課程)

基本的な研究方法とその研究プロセスを学修し、同時に研究者の責任や研究倫理について理解する。

(17)看護研究方法論Ⅱ(研究のクリティーク)(修士課程)

学修した基本的研究方法(量的研究方法、質的研究方法)の妥当性と信頼性の見地から、各自が収集した国内外の研究論文および各自が作成した研究計画書をクリティークし、研究を評価する能力を養う。

(18)看護研究方法論演習Ⅱ(質的研究)(修士課程)

看護研究方法論Ⅰで学修した内容を基に、質的研究方法を体験的に理解する。

(19)看護倫理(修士課程)

看護倫理の意味、倫理原則や多様な価値観、医療現場が抱える倫理的課題について理解する。

(20)研究倫理(修士課程)

科学的かつ倫理的な研究を遂行するために必要な知識・態度を修得する。

(21)臨地実習Ⅰ(修士課程)

自己の臨床経験や文献検討から導いたテーマについて、看護実践を通して探究する。

(22)臨地実習Ⅱ(修士課程)

臨地実習Ⅰの内容について、さらに深めたい内容や確認したい内容を実践的に探究する。

(23)課題研究Ⅰ(研究計画書作成)(修士課程)

所属分野において関心のある研究課題を取り巻く先行研究を読み、研究課題の明確化をし、研究計画書を作成する。

(24)課題研究Ⅱ(論文作成)(修士課程)

各自の研究課題に対して、研究計画書に基づきデータ収集、分析を行い、研究論文を作成する。

(25)特別研究Ⅰ(文献検討)(修士課程)

関心のある研究課題を取り巻く先行研究を読み、研究課題を明確化する。

(26) 特別研究Ⅱ(研究計画書作成)(修士課程)

自己の研究課題に即した研究計画書を作成する。

(27) 特別研究Ⅲ(論文作成)(修士課程)

研究計画に基づきデータ収集、分析を行い、研究論文を作成する。

(28)生涯発達看護学特論(共同看護学専攻 博士課程)

国内外における予防接種制度(定期接種)の変遷と背景を概観し、人の生涯にわたる健康を目指すために、予防接種を受ける子どもと家族の支援について理解する。

(29)看護学演習(共同看護学専攻 博士課程)

看護学とその隣接領域において、国内外の文献を検討材料として文献レビューを行い、より専門性を具カメルと共に、各自の関心領域において課題解決が必要とされるテーマ、研究課題の明確化及び研究方法を検討する。

(30)合同研究ゼミナール(共同看護学専攻 博士課程)

学生が学籍を置く大学での個人指導と、5大学の学生・教員が一堂に会して行う集合教育を組み合わせることにより、異なる専門性の観点から学生が考えている研究について学生相互または教員とのディスカッションにより多角的に検討する。

(31)特別研究(共同看護学専攻 博士課程)

専門領域における課題について、フィールドワークから研究課題に相応しい研究方法を選択し、研究計画書作成から実施、博士論文作成までのプロセスを踏み研究実践能力を養う。

主な研究とその概要
・予防接種を受ける子どもと家族の看護に関する研究
・臨地実習における教授法に関する研究
・小児看護技術に関する研究
主な所属学会
  • (1)日本小児看護学会
  • (2)日本小児保健協会
  • (3)日本看護科学学会
主な著書・論文
著書

・小児看護学3 医歯薬出版 2006(分担執筆)
・小児看護学Ⅱ 南江堂 2022(分担執筆)

論文

・小児科医不在地域において乳幼児の予防接種を担う外来看護師の困難さに関する質的研究,小児保健研究,77(5),452-457,2018.
・小児科外来実習における看護学生の経験に関する研究, 日本赤十字北海道看護大学紀要,18,1-4,2018.
・臨地実習における看護学生の学び獲得のプロセスーグループメンバーとの相互作用を通して,日本赤十字北海道看護大学紀要,15巻,21-27,2015.
・外来における臨地実習に関する国内文献レビュー, 日本赤十字北海道看護大学紀要,14,29-35, 2014.