日本赤十字北海道看護大学

看護学部

教育理念等

学修成果に対する評価の方針(アセスメントプラン)

 本学では、教育の成果を可視化し教育改善を恒常的に実施する目的で、3つのポリシーに則した評価指標を作成し、それに基づいて学生の学修成果を測定・評価します。測定・評価は、学生の入学時から卒業後までを視野に入れ、機関レベル(大学)・教育課程レベル(学部・学科)・科目レベル(個々の授業)の3つのレベルにおいて行うこととし、以下のような指標を配置します。

1. 機関レベル

 大学が掲げる教育目標並びに学部で掲げるディプロマ・ポリシーの学修到達目標が達成されているかを評価し、大学の現状把握、全学的な教育改革・改善、学生の学修支援・生活支援等の改善に活用します。

  • 入学時:入学試験結果、入学生アンケート、達成度調査(国語、数学、英語、生物、化学)
  • 在学中:実態調査、休学率、退学率
  • 卒業時:学位授与数、卒業時アンケート、進路状況(就職率:赤十字関連施設含む・進学率)
  • 卒業後:卒業生への聞き取り、離職率(1年以内と5年後)、就職先調査、災害救護への派遣率

2. 教育課程レベル

 学部が掲げるディプロマ・ポリシーの学修到達目標が達成されているか、学修到達目標が達成されるカリキュラム編成になっているかを評価し、カリキュラムの効果について検証します。

  • 在学中:OSCEの成績、看護技術チェックリスト、GPA、修得単位数、科目ごとの再試験者数、自己評価(CP評価)アンケート、進級率、保健師および助産師の希望者数、赤十字科目の資格保有率、ボランティア活動への参加率、海外研修の参加率、看護学実習事故報告数
  • 卒業時:卒業率、国家試験合格率、保健師教育課程修了者数

3. 科目レベル

 シラバスで示された授業科目ごとの到達目標が達成されているか。また、カリキュラム・ポリシーに基づいた授業計画になっているかを評価します。

  • 入学時:入学前学修の達成率
  • 在学中:授業評価アンケート、看護技術チェックリスト、科目ごとの成績評価、看護総合実習評価、
    授業出席率、看護学実習事故報告数
  • 卒業時:国家試験模擬試験の成績評価、卒業研究の評価