日本赤十字北海道看護大学

大学院
修士課程

教育理念等

教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

本大学院には4分野12専門領域の教育課程を開講し、それぞれのカリキュラムを編成する。さらに、慢性看護学と精神看護学の分野には専門看護師認定審査に必要な専門科目、助産学分野には資格取得のために助産師養成課程を設置する。
本大学院においては、その掲げる教育理念及び教育目的を達成するため、以下の方針に基づき教育課程を編成する。

  1. 教育内容
    • 1)広い視野に立って、学際的な教育・研究をする能力を強化するため、共通科目と専門科目をおく。
    • 2)12の専門領域における専門性を高め、学術的な課題を深く探究するため、必要な科目をおく。
    • 3)看護の専門的知識や実践能力を多面的に発展させることができるよう、専門分野を超えた科目の選択を可能とする。
    • 4)専門看護師認定試験受験資格に必要な科目をおく。
    • 5)助産師国家試験受験資格に必要な科目をおく。
    • 6)より広範な研究能力の修得を支援するため、看護学以外の学問領域の教員を含め、総合的な教育・研究指導体制とする。


  2. 教育方法
    • 1)社会人学生が在職のまま修学できるよう大学院設置基準第14条に定める教育方法の特例措置に基づき、昼夜開講、土曜開講、及び大学院設置基準第15条に定める長期履修制度を設定する。
    • 2)北海道の地域特性(冬季の吹雪・長距離の通学等)を踏まえて、対面授業を原則としつつもオンラインによって参加可能な授業方法を整備する。
    • 3)学生が希望する専門領域、専門看護師・助産師養成課程ごとに履修モデルを提示し、研究指導教員等による履修指導を行って効果的な学修を支援する。
    • 4)研究能力を修得できるよう研究指導教員等が、学生一人一人へ個別に指導を行って学修を支援する。
    • 5)学年を超えた学生同士の学び合いを活性化させ、分野を超えた多面的な学びが得られるよう定期的に演習科目を合同で開講する。さらに研究計画発表会、修士論文発表会を設定し、主体的な研究活動の発展を支援する。


  3. 教育評価
    • 1)科目ごとに明確な成績評価基準のもとに評価する。
    • 2)科目ごとに学生による授業評価を行い、授業内容の改善を図る。
    • 3)学位論文は、本学看護学研究科で定める修士学位論文審査基準に基づき評価する。