日本赤十字北海道看護大学

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本学において令和6年度日本赤十字社第1ブロック支部合同災害救護訓練が開催されました

令和6年度日本赤十字社第1ブロック支部合同災害救護訓練が令和6年10月4日(金)~5日(土)にかけて本学を会場に行われました。東北6県(7救護班)ならびに道内10病院(11救護班)の計18救護班(医療スタッフ約110人)と赤十字本社ならびに支部スタッフ約100人が北海道に集まる大規模訓練で、北海道では7年に1度、本学を会場とした開催は初めてです。さらに本訓練には北海道北見保健所、網走保健所、北見市、網走市など近隣市町の保健師をはじめとする保健活動に従事する専門職と防災担当者さらに北海道薬剤師会の薬剤師など約100名が参加しました。


1日目は避難生活において健康を保つために、避難所環境の構築をシミュレーションする北海道オリジナルのゾーニング演習や、令和6年能登半島地震における赤十字の活動、こころのケア、薬剤師会の活動、北海道DHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)の活動について講演がありました。


2日目は早朝から実動演習が繰り広げられました。本学の構内全体を使用して避難所9カ所(のちに11カ所)、救護所、臨時調剤所などが展開され、学生は避難者役として各避難所で素晴らしい演技を行いました。

  

  

北海道内で赤十字の救護班と保健師が避難所の巡回診療や避難者ニーズ、環境アセスメントなどを連携して訓練を行うことも初めてあり、訓練終了後にはこのような訓練の重要性が声に出されておりました。避難者役として参加した本学の学生約110名からは「避難者としてどういう声掛けをされるとありがたいかが分かった」「赤十字を感じる貴重な機会になった」など、本訓練の意義を肌で感じておりました。