平成26年10月8日、15日、22日の3回にわたり、「生活習慣病の予防」をメインテーマに市民公開講座を本学で開催いたしました。

第1回目は「生活習慣病はあなただけではなく、家族や社会の問題です。」をテーマに生活習慣病と医療費、病気が増減する原因、身体運動と血糖との関係、高血圧や糖尿病の最新情報を図やグラフ、事例などで分かりやすく説明いたしました。

第2回目は「運動するから健康である！」をテーマに身体運動と体力、肥満の危険性、転倒と寝たきりによる筋力低下について説明しました。また、パークゴルフやノルディック・ウォーキングの効用、下半身や腹筋・背筋の鍛え方、椅子に座っての運動について、図やグラフ等で説明いたしました。

第3回目は「食事のなかで心がけるポイント」をテーマに生活習慣病とその予防、血糖値を下げるホルモンであるインスリンなどの説明した後、食事のなかで心がける7つのポイントについて説明いたしました。

本講座では、質問の回答をリアルタイムで集計し表示するクリッカーを利用し、受講者の質問の回答をグラフにしてスクリーンに表示したり、講師が椅子を利用した運動を実演したり、クイズ形式で挙手による回答を行うなど受講者が講座に参加し、楽しめるような工夫をしました。

今回の市民公開講座では、一般市民を含む講座全体で142名の方が受講されました。今回の市民公開講座が受講された方の健康にお役に立つことができましたら幸いです。