これは「実習に対する不安を軽減し意欲をたかめる」という目的のもと、３年生には領域看護学実習を終えた４年生が、２年生には基礎看護学実習IIを終えた３年生がアドバイザーとなりいくつかのグループに分かれ、対談形式で先輩の体験談を聞き、不安な事や疑問なことなどを聞いてアドバイスを受けるというものです。 

　終了後の感想は、両セミナー共に「不安があるのは当たり前なんだ」「やればちゃんとできるんだ」など、既に体験を終えた先輩に励まされ、不安の軽減に繋がったようでした。 

　現に、開始前と終わった後の学生達の表情が全く違い、少し自信が垣間見えるようになっていました。アドバイザーを引き受けてくれた学生たちも「体験の振り返りをする事で自分の成長を感じることができて嬉しい」「絶対に大丈夫だからって、伝えられてよかった」などの感想を述べてくれました。 

　先輩が後輩の成長の支援をする・・、そんな様子を微笑ましくも、また頼もしく見ていました。来年度もまた体験したこと後輩たちに伝えてくれることでしょう。