厳冬期避難所展開・宿泊演習2015を開催いたしました。
平成27年1月17~18日にかけて、本学主催による厳冬期避難所展開・宿泊演習2015が行われました。演習には本学教職員・学生のほか、日本赤十字社北海道支部、北見市、北海道開発局網走開発建設部、北海道オホーツク総合振興局の職員など約80名が参加しました。
当日は朝から吹雪模様で、昼過ぎには近隣の網走市で暴風雪警報が、北見市においても大雪注意報等が発令され、本番さながらの演習となりました。
「厳冬期における完全停電」を想定し、屋内避難施設として本学体育館を使用した演習項目では体育館内の設備(バレーボール用支柱)と農業用保温シートなどを活用して200名を収容可能な暖房完備型シェルターを完成させることができました。また屋外の演習項目では雪中テントとして薪ストーブを内蔵したティピーを展開し、屋外でも寒さをしのぐ設備を確認しました。さらに夜には風雪環境下で車内閉じ込めを想定した車内生活演習を実施し、寝袋や毛布を活用し、足や肩に貼るカイロ等の有用性が明らかとなりました。
本演習にご参加いただいた防災関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。
今後も継続して冬期災害の対応方法について検証を進めて参ります。
演習の内容は以下のように報道されております。