独立行政法人国際協力機構（JICA）の草の根技術協力事業として「モンゴル国生活習慣病予防とセルフケア能力向上のための看護職人材育成事業」（第1年次）を行いました。本事業は北見国際技術協力推進会議が実施主体となり、2017年から3年間かけて行われ今年度は1年目となります。

　今年度は本学において10月17日の開講式から始まり、モンゴル国ウランバートル市で勤務する医師1名と看護師2名の研修員が北見市の医療保健施設を中心に19日間わたり研修しました。本学では、モンゴル語に翻訳した講義資料を中心に講義を6回行いました。また、折り紙で遊びながら本学学生と交流したり、日本の家庭料理の調理実習を行いました。10月31日に行われた閉講式では、本研修が大変有意義であり、多くの成果を得られたと感想がありました。また、研修で学んだことを帰国後実践するための目標が発表されました。　　

　本事業がモンゴル国の地域住民の健康に活かされますよう、研修を受けた3名の医師・看護師の活躍を期待します。