厳冬期災害演習2020を開催いたしました
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1月25日(土)から26日(日)にわたり、本学において厳冬期災害演習2020が開催されました。
これらの成果につきましては、今後発信をさせていただく予定です。
お忙しい中、遠方より多数の皆様にご参画いただきましたことを心より御礼申し上げます。
本年は北海道庁の防災総合訓練と同時進行となり、初動プログラムは道庁会場の参加者とともに総勢300名による避難所演習が繰り広げられました。
生きていくうえで不可欠であるトイレについては3種類(屋内携帯、屋外仮設、屋外コンテナ型)が展開され、利用開始手順から実践的な演習が行われました。
本学会場には初めてバス型キッチン「クルーズキッチン」が展開され、避難所2か所、計400人分の炊き出しを実施し、災害時だからこそ重要な食を考える機会となりました。
就寝場所にはゾーニング概念を基本とした段ボールベッド、マットレスそして配電設備を考慮した電気毛布が試行され、就寝状況の確認とその問題点が指摘されました。
これらトイレ・キッチン・ベッド(TKB)に加えて、暖房(W)の四要素について、防災担当者、保健・医療・福祉・栄養・教育担当者ならびに防災関連企業担当者等専門職能者により実践・論議したことで、実災害に対し、多くの新たな知見が見出されました。
これらの成果につきましては、今後発信をさせていただく予定です。
本演習の実施に当たり、数多くのご支援、ご協力をいただきましたことに深く感謝申し上げます。