JICA草の根技術協力事業「ウランバートル市ゲル地区住民に対する地域保健活動のための看護職人材育成事業」がはじまりました。
独立行政法人国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業として「ウランバートル市ゲル地区住民に対する地域保健活動のための看護職人材育成事業」がはじまりました。
本事業は北見国際技術協力推進会議が実施主体となり、構成団体(北見市、日本赤十字北海道看護大学、北見工業大学、北見医師会など)とウランバートル市保健部、バヤンゴル区保健センター、「Gurvan Sanchir」家族保健センターが連携・協力して、本年から2016年にかけて3年間をかけて進めて参ります。
本学教員をはじめとする技術指導者(保健師)を現地に派遣するとともに、モンゴルで医療職に従事している研修員を受け入れて、生活習慣病の予防管理を行う“保健師”に相当する業務内容への理解とその人材の育成を目標としています。
本学において11月8日に行われた開講式を始まりに、ウランバートルで勤務する医師1名、看護師2名の研修員が北見市、旭川市等の医療保健施設を中心として3週間にわたり研修いたしました。11月21日に行われた閉講式では、研修員から実現性の高いアクションプランが発表され、本事業が地域住民の健康に活かされることを実感いたしました。